卵 〜割り出し/ハッチェリーさん管理法〜
私は材産卵をさせた場合は、早めの割り出しをしています。
穿孔から2週間が目安ですが、その場合は100%卵ですね^_^;


タランドゥスの産卵は、必ずといっていいほど産卵床の境目に産卵しています。
そして、その側面にかたまって発見されることが多いです。

だから、材をめくったところに卵が沢山発見されることがるので、材をはがす時は慎重におこないましょう(^_-)-☆


割り出した卵は、産卵床を敷き詰めたプリンカップに一時保管して数を確認。
この時点で、孵化しなさそうな卵もあったりします。
健康な卵は、薄い緑色〜肌色っぽい卵までありますが、うっすらと透き通っています。ダメな卵は黒っぽく濁っています。
1回の産卵数としてはおよそ12個前後が標準だと思いますが、調子に乗ってくると18個前後産んでくるようになります。
しかし、調子に乗ってると5個?ってこともあるので、タランドゥスの産卵は少しムラがあります。

さて、割り出した卵は、プリンカップにて1個ずつマットに入れていきます。
当初は卵の管理に自身がなかったので、幼虫でも割り出しをしていたのですが、卵の管理法を学んでからは卵での割り出し・管理をしています。
割り出し時に健康な卵であれば、この管理法によってほぼ100%に近い確立で孵化しています(*^^)v
それは、ハッチェリービートルさんが紹介されている管理法で、みなさんはハッチェリー法と呼んでおります。
人それぞれ自分なりのハッチェリーさん法を実施しているようですので、私のハッチェリーさん法を紹介します。というより、あわゆきさんのHPを参考にしたのですが・・・


まず、発酵マットを5mm〜1cmぐらい堅く敷き詰めます。しかも思いっきりです(^_-)-☆
使っているマットは、私にとって定番のマットで、このマットでほとんど幼虫が落ちたこともありませんので、あえて冒険して他のマットを試すということはしたことがありませんが、 高価な発酵マットなら大丈夫・・・と思っても、タランドゥスにはそれがダメな場合もあるようです。十分に発酵させたマットなのか?マットが作成されて袋に詰めてからどれぐらい経っているのか?など、マットの品質管理ができているマットでないと高価なマットも意味がないようですね。加水加減も気をつけてくださいね。

やはりタランドゥスの初令管理に実績のあるマットを使ったほうが無難です。



カップの中央に直径1cm程度の穴をあけて、その穴に先ほど割り出した産卵床のカスをいれます。
産卵床のカスを押し込みながら5mmほどの穴をあけて、卵をそぉ〜っと投入します。

私は卵の周りにひとまわり空間ができるように気をつけています。理由は卵が膨らむための余裕と新鮮な空気の供給のためです。産卵床のカスが少し荒くてパラパラしているので、卵がマットの水分で蒸れるのも防げているようです。
卵の割り出しをされた方はご存知だと思いますが、必ず卵の周りはきれいに空間が作られていますよね(^_-)-☆


穴に卵を投入したあと、穴に産卵床のカスを乗せています。
私はこのとき、このカスを少し強くつまんで軽く固めてから乗せています。そのまま乗せると穴の中にバラバラ入ってしまって、せっかく創った空間を埋めてしまうからです。
穴の空間を埋めないように、このカスがフタの役割をしてくれています。


穴にフタをしたら、マットをふんわりとカップ一杯に盛ります^_^;
穴の真上には落とさずに、穴を潰さないようにカップの端っこの方から盛り付けています。決して上から押さえつけては盛ってません。
盛り付けたら、カップの端っこのだけ写真のように押さえつけて詰め込んでます。真ん中は決して押してませんよぉ。
真ん中のヤマを平らに崩して、また周りを詰めて、へこんだところにマットを盛って同じ事を繰り返し、最終的に平らにしてます。

わざわざ周りを詰め込むには私なりの理由があります。フワフワのままでは、私の温室ではマットの乾燥が早くて小さなプリンカップでは孵化した頃にはマットがカラカラになっちゃってます。それを少しでも防ぐために卵に危険が及ばない範囲で詰め込んでます。

うまくできれば、カップの裏側を覗くとご覧のようになります。

最近では、1つのプリンカップに複数の卵を投入したり、菌糸を使ったりといろんなバージョンがでているようですね。

孵化率を上げるには、卵の扱い方やマットの詰め方、温度や湿度も関係していると思っています。私が一番気をつけているキーワードは「新鮮な空気」です(*^^)v