〜材がお気に召しませんよね?〜

新しい材をセットしました。
ペアリングが成功していれば、今回は穿孔してくれると思います。

セット温度の目安は23度。

ペアリング時とは温度と湿度を変えています。
タランドゥスは温度が高いと、エサを食べ続けることがあり、低いとマットの中で休憩します。
ペアリング時から温度変化をつけることによって、産卵季節が来たんだよ〜的発想ですね(^_-)-☆

あくまで仮説ですが、コンゴでは、乾季の温度が下がってきた時期に産卵しているんではないかと思ってます。


セット直後。
♀を誘導孔に挿す!
5時間後。
そのまますごい勢いで齧り出す。
24時間後。
もう埋まりました(*^^)v

ここまで来たら、卵での割出まで2週間やることがありません。変化も無いでしょう・・・無い事を祈ります(^_-)-☆
その間、急激な温度変化が無いように気をつけてます。
下がりすぎると、♀が中で休憩する心配がありますし、上がりすぎると、蒸れて出てきちゃう事があります。

穿孔から2週間が経ちました。
普通なら、そろそろ産み終えた♀が誘導孔の入り口付近まで戻ってきて、顔を出してくるのですが、今回は一向にその気配がありません(・・?
材に耳を当てると、中でカリカリ音がしています。
あれ?まだ産んでる途中????う〜ん もう2、3日待ってみることにしました。

でも、ちょっと気になることがあるので、あまり引っ張りたくないですよねぇ・・・・(まさかこの時の悪い予感が当たるとは・・・)


3日待ちましたが、♀は顔を出しませんでした。
卵で割り出すのなら、そろそろ割り出してやらないと、孵化直前の卵を割り出してしまいかねないので、割り出し結構です。
左が穿孔したところ。
右奥に向かって、芯をかすめながら掘り進んでいますね。右奥が産卵床なんでしょうか?♀が居ませんね・・・
右奥をもう少し割っていくと、♀が居ました。普通、産み終えていたら、入り口付近まで戻ってくるのですが、今回はなぜか奥にいますねぇ(-_-) 理由がわかりました(-"-)
カビです。
今回は産んでいる途中で環境が悪くなった可能性があります。

卵を割り出すと、大きく2箇所に分布してました。
入り口に近い、赤い箇所と♀がいた青い箇所。

赤い箇所にあった10個ほどの卵はすべて上の写真のようにものすごいカビに巻かれていました。
青い箇所の卵はまったくカビが付いていませんでした。産卵床の状態もすごく良かったです。

どうやら、赤い箇所に産卵床をつくって産んでいたら、だんだんと蒸れてきて、状態が悪くなってきたので、奥に産卵床を作り直した形跡があります。そのため、産卵に時間がかかっていたのでしょう。


まぁ、赤い箇所から出てくる卵は、すべてこんな状態(-"-)
ここまでひどくカビに巻かれたのは初めてです。さすがにトッキューでも救出でるかどうか(-_-;)

卵ってのは、外敵や環境の変化から中身を守るために殻が丈夫なはずです。
少々のカビは問題なく孵化するのですが、ここまでひどいと、卵の呼吸に影響するでしょうし、孵化したての幼虫がこのカビを押しのけてまで、成長するとは想像できません。


カビ卵を取り出して、濡れティッシュの上で転がしながら、カビをとってあげました。
すると、まだ卵は生きているようです。
ギリギリ間に合ったかな(*^_^*) そうであって欲しい。。。

ちなみに、楽をしようと、パソコンほこり除去のエアスプレーを使ってカビをとろうと噴射した瞬間・・・・卵もろとも吹き飛んでしまいました・・・今頃はドコを飛んでいるのだろう(-_-) 無事故郷に着いておくれ。。。手抜きはダメですね^^;


割り出し結果は、赤い部分からカビ卵10個、青い部分からきれい卵9個、潰した卵1個、の20個の産卵を確認できました。
赤と青の産卵床の造りが違いますね。
産卵数から見ても、時間差なしの2度産みしたんだと思います。
カビ卵が生きていれば、カビ卵から孵化が始まるでしょう(*^_^*)

でも、別の見方をすれば、偶然にも2度産み状態となり産卵個数が伸びたことになります。
これを利用することができれば、1セットあたりの産卵数が伸びる可能性があるということですね(^^♪

割り出しから10日以上経って、ようやく孵化が始まりました。 それもカビ卵から(^_-)-☆
2日ほど後からカビに巻かれていなかった卵群の孵化が始まりました(^^♪
カビ卵1個がどうも孵化しないような感じですが、それ以外は無事孵化。(と思ったら、もう1個ダメでした・・・後日談)
一件落着(*^^)v